録音機材としてのパソコン
〜音質について〜
録音機材としてパソコンを考えた場合、その音質は、はっきり言ってまだ発展途上段階です。主な理由としては以下の様なことが考えられます。
- 電気的ノイズを発生する機材(電源、HD、CD等)と音声処理をするチップが近く、ノイズが載りやすい
- 低価格競争のあおりを受け、必要最小限の音声処理性能しか搭載されてない
- 電気的ノイズ以外にも、本体の振動等、ノイズを誘発しやすい
これらの問題点を解消するには、パソコン本体に搭載された音声処理用のチップを使用せず、外付けの音源を使用するのがもっとも簡単で効果的です。
外付けの音源は、各社から発売されていますが、USBケーブルでパソコン本体と接続する形態が一般的です。
「USB音源モジュール」といった名前で呼ばれています。
製品によって、コンデンサ・マイク専用のもの、ダイナミクス・マイクでも使用可能なもの、音量調整ができないものなど、いろいろと差がありますので、ご購入前に、十分に比較検討していただきたいと思います。
![]() パソコンとUSB音源モジュールとの関係図 |